2010.06.11
ワールドカップ開幕!
象って、
こんなにのびのびと、
泥であそびまわるんです。
そして、小象を助けながら
群れをなして泳いで…
日本では、
決して見ることのできない
光景です。
あぁ、こんな象の姿を、
こんな象のイキイキとした姿を
淡水幼稚園の子ども達に見せたいなぁ…
これらの写真は、
そんな一心で、
実際に私が5年ほど前に撮影した写真です。
こんな光景が、
見られる
その場所は…
そう、
南アフリカ共和国。
今日から始まるサッカーのワールドカップで、
今一番熱い国。
そんな南アフリカに
ロンドンに住んでいた時、
休暇で行くチャンスがありました。
そこには、信じられないくらい雄大な自然がありました。
しかし、
私達に想像もつかないくらいの貧富の差がありました。
私達が経験したことのない差別という壁がありました。
1日50人以上が殺人などで殺されるという、首都ヨハネスブルク。
トランジットでヨハネスブルクの空港で
数時間過ごしただけの
私達の目の前で起こる犯罪。
町を歩くだけで、
何人も子ども達が寄ってきます。
それも、まだ幼い。
幼稚園の子どもたちくらいの年齢。
そして、
私達に物乞いをし、
スリを働こうとする。
その子ども達の一つ一つの瞳を、
今でも、私は忘れることができません。
この国への旅行は、
私の日本人としての常識が
揺るがされた旅でもありました。
先日のブログでも実際に私が体験した差別に少し触れました。
いろいろな根深い問題が
たくさんある。
サッカーワールドカップが南アフリカで、いよいよ開幕!
そんなニュースを聞くたびに、
あの瞳がよみがえります。
華やかな表舞台だけでなく、
その裏側にある様々な問題。
ワールドカップで注目される南アフリカ。
そんな社会の裏側にも、スポットが当たりますように…
そして、あの子ども達の一つ一つの瞳が、
未来が
明るいものになりますように…